3日目の朝。今日も朝はホテルの朝食。
やっぱり今日も食べました、ハモン・イベリコとマンチェゴチーズ。とってもおいしかった~。
そして、旅行前から体調が本調子でなかった夫は、あまり具合が良くない様子・・・。
朝食もあまり食べれないみたいです。本人は大丈夫と言ってるけど、本当かな!?
ホテルを9時に出て、今日もツーリストバスに乗って出発。
今から向かうのは
「カサ・バトリョ」。
カサ・バトリョ(バトリョ邸)は、繊維業界のブルジョアであったバトリョ家がガウディに
依頼して増改築を行った建物です。
この建物のテーマは
“海”。1、2階が全面的な改造、6階と屋根裏は増築されています。
カサ・バトリョは、昨日バスから見た時はすっごい行列が出来てたけど、今日はあまり
並んでなかったので、スムーズに入れて良かった~。
入館料16.50ユーロ(約2,770円)ですが、ツーリストバス利用者は20%OFFになります。
入口でイヤホンガイドを借りて(無料、日本語も有り。)中へ。
階段を上がって2階へ。こちらはキノコの形をした暖炉。右側に2人、左側に1人座れる
ようになっています。
ステンドグラスが綺麗なホール。曲線を生かした作りになっています。
カサ・バトリョの中は、とっても不思議なデザインなのに、実は採光や換気を考慮して
設計されているというのには驚きました。
渦を巻いた天井も不思議です。
吹き抜けはブルーと白のタイルが一面に張られています。
タイルの色は、上のほうは光が良く当たるから濃く、下の方はあまり光が届かないから
淡い色にしているそう。そうすると全体が同じ色に見えるのだそうです。
窓の大きさも光の差す量に応じて、上は小さく、下に向かうにつれて大きくなっています。
階段のタイルもとっても可愛いかったです。
メインダイニングの天井には、不思議な球型の丸い形が浮き出ていました。
一体これは何だろう!?
ダイニングルームから外の中庭に出ることができます。
中庭から建物を見たところと中庭のモザイクタイル。
屋根裏へ。
こちらは白くて、
また違う雰囲気。
こちらもガウディ
お得意の曲線の
アーチが
ありました。
屋根裏から屋上へ出てみると、また不思議な世界が・・・。奇妙な雰囲気の煙突です。
煙が風にゆらぎながら昇る様子を表しているそうです。
カサ・バトリョは、私は来る前はあまり
期待してなかったのですが(実は)、
とっても気に入りました!
奇妙なんだけど、とっても遊び心が感じ
られるし、可愛い建物でした。
そして更に機能的というのはすごい。
ますますガウディのファンになりました。
また行ってみたいです。