グエル公園のあとは、再度ツーリストバスに乗り、しばらく景色を楽しみながら移動。
バスは地元のサッカーチーム・FCバルセロナの本拠地の
カンプ・ノウ・スタジアム、
スペイン村、
スペイン広場・・・などなどバルセロナの名所をまわりながら進みます。
バスが
カタルーニャ美術館に着くときに、例のイヤホンガイドが「ここから見る
バルセロナの景色は絶景です!」と力説していたので、降りてみることに。
(本当は降りるつもりはなかったのですが)
確かに遠くまで市街が見渡せました。サグラダ・ファミリアも小さいけど見える・・・。
この後またバスで移動。もう夕方になってきて、だいぶん寒くなってきました。
バスの2階席はけっこう辛いかも、と思い私たちは1階席に座りましたが、欧米人の方は
皆2階席に上がっていってました。欧米人の方々はやっぱりテラス席が好きなのね・・・。
お昼も食べ損ねてしまってた私たちは、少し早いけど夕食に行くことにしました。
目指すはバルセロナの海岸沿いの「バルセロネータ」という地区のレストラン。
シーフードのパエリアを食べに行こうということになりました。(^^)
・・・が、ガイドブックを見るとお目当てのお店の夜の営業は20時~になってる!!
(この時はまだ17時)
というのもスペインの人は1日5回食事をするらしく、夜の食事は21時くらいから始まる
との事。レストランもそれにあわせての営業しているところも多いのです。
とりあえずバルセロネータの近くでバスを降りた私たちは、計画を変更して、近くにある
別のレストラン(昼休みなしで開いているところ)に行ってみる事にしました。
「セッテ・ポルタス」1836年創業の由緒あるカタルーニャ料理の名店。
中は広くて高級感があり、落ち着いた雰囲気。お客さんも多いです。
こちらのお店はパエリアが特に有名で、1人前からオーダーが出来るそう。
(他のお店は2人前からというところが多いのです)
パエリアは大好きなので、二人ともとても楽しみにしていました。期待大・・・。
メニューはスペイン語の他に英語、フランス語などもあり、日本語もありました。
さんざん迷った結果、前菜の盛り合わせ、魚介のパエリア、アロスネグロ
(イカ墨のパエリア)を注文してみることに。
前菜の盛り合わせ。
直径50cmはありそうな銀のトレイが運ばれてきたのを見て、私たちは唖然。
こんなに大きかったとは・・・。
日本のレストランの前菜盛り合わせっぽいのを想像してたので、びっくりしました。
海老、ムール貝、アンチョビ、いかのフライ、ポテトサラダっぽいもの・・・など
カタルーニャの代表的な料理の盛り合わせのようでした。
けっこうシンプルな調理のものが多いです。
ここでも表面がカサッとしたスペイン風フランスパンがでてきたので一緒にいただきました。
そしてパエリア登場!魚介のパエリアとイカ墨のパエリア。
お味は・・・濃厚な味付けでオリーブオイルがたっぷり。
実は残念ながらあまり私たちの口には合わなかったのです。最初はよかったのだけど、
だんだん食べれなくなってきて、泣く泣く残してしまいました。
ああ、この私たちがこんなに残すとは・・・。
前菜も、パエリアもボリュームがあったので、頼みすぎたっていうのももちろんあるんです
けどね。(個人的な好みの問題なので・・・おいしいと思った方、お店の方、すみません)
そしてお会計は、お料理とミネラルウオーター、
ワインはなしで二人で60ユーロ。(約1万円)。
ユーロ、高い~!さらに撃沈した私たちでした。あららら・・・。
この後はおとなしくホテルに帰りました。
気を取り直して、明日も元気に頑張ります!