お昼ご飯のカレーの後は、
こちらのお店へ向かいました。
◆ 松江 風月堂
創業明治19年の老舗の和菓子屋さん。
松江は京都、金沢と並び日本三大茶処、
和菓子処として知られています。
これは江戸時代を代表する茶人、
不昧公(ふまいこう)こと、
松江藩7 代目藩主・松平治郷が
茶の湯を究めたからだそう。
その不昧公の茶会に献上するために
和菓子職人の技術も上がったとされ、
数々の銘菓も生み出されてきたとのこと。
また、松江では今でも気軽に抹茶を点て、
四季折々の菓子を楽しむ文化が
日常に溶け込んでいるのだそう。
以前「BRUTUS」のあんこ特集でも
風月堂さんが大きく取り上げられていて
いつか松江に行ったらぜひ行ってみたいと
思っていました。
憧れのお店に、念願叶って伺うことができて、
本当に嬉しかったです。
実際伺ってみると、
お店の歴史ある渋い佇まいといい、
お菓子の陳列の様子といい、
もうすべてが素敵すぎて、ツボでした。
お写真を撮ってもよいかお尋ねしたら
「どうぞ」と快く言っていただいて
興奮しながら撮らせていただきました。
お菓子は事前にお電話で
お取り置きをお願いしてました。
(土日がお休みのため、月曜日に伺う時は
お菓子が出来上がるのが午後になるとのことで
14時頃に向かいました。)
お店の方もご親切で
丁寧に対応してくださり、
ありがたかったです。
お世話になった友人に
贈り物として発送をお願いし、
自宅用は大事に広島まで持ち帰って
一つずつ味わっていただきました。
◯ 八雲小倉
ずっしり、しっとりのカステラ生地に
きんつばのような粒あんがぎっしり
挟んであります。
食べ応えあり。抹茶に合いそうです。
◯ カステラ
すごくふわっふわで、
シフォンケーキのような感じ。
八雲小倉がずっしり重めなので、
正反対のお菓子でちょっと驚きました。
◯ 萬寿
丸と楕円形のお饅頭です。
この薄い紙に包まれたお姿から美しい‥。
丸のお饅頭は、
まん丸で見た目が可愛いです。
ミルクボウロを大きくした感じ。
1個が意外と大きくてずっしり、
手のひらにのるくらい。
硬めで素朴な生地に
甘さ控えめでなめらかなこし餡、
他にはない感じのお饅頭でした。
楕円のお饅頭。
表面がツヤツヤです。
楕円のほうが丸より皮が厚めで、香ばしい。
あんこはこし餡。
◯ 最中
薄くてパリっとした最中に、
少しお塩がきいた粒あん。
お菓子はすべて美味しくて
感動でした。
(賞味期限は5日間)
お菓子を送った友人からも
大好評でした。
また松江に行ったら
ぜひとも立ち寄りたいお店です。
(お電話での注文で発送もできるそうなので
いつかお取り寄せもしてみたいです)
長々と綴ってきた出雲・松江旅は
これで終了となります。
福岡からだと行くのがちょっと大変そう‥ということで
今まで山陰地方に行ったことがなかったのですが
初めて行った島根で、念願の出雲大社にお参りしたり、
美しい夕焼けや庭園を見たり、美味しいものに出会えたり‥
発見と感動の連続で、素晴らしい経験をすることができました。
島根も再訪したいですし、鳥取、岡山など
まだ行ったことがないところにも
行ってみたくなりました^^
旅行記をお読みいただいた皆さま、
お付き合いいただき、ありがとうございました。