「カタルーニャ音楽堂」です。
こちらは1905年から3年間にわたって建造されたコンサートホール。
モデルニスモを代表するドメネク・イ・モンタネールという建築家の最高傑作と
言われています。
(モデルニスモとは、19世紀末~20世紀初めにバルセロナを中心とした
カタルーニャ地方で流行した、フランスのアール・ヌーボーと類似した芸術様式。)
現在もコンサートなどで使われているそうです。
内部もガイドつきの見学ツアーで見られるらしいのですが、私達はあまり時間もないので
外から見学のみ。
・・・といっても外壁工事中で、
大部分にカバーがかけられてて、
あまり見れなかったのです。
工事が多いのね・・・。
でもレンガ造りにモザイクタイルや
彫刻が施されていた様子は、
とても華やかで美しかったです。
隙間から写真を取りました。
徒歩で、ランブラス通りへ。昨日見忘れていた
「ミロのモザイク」を見に来ました。
どこにあるのかと思いながら歩いていると・・・ありました!気を付けていないと
見逃してしまいそうなところに・・・。
立ち止まって見てる人も誰もいないし、皆モザイク画の上を普通に歩いてました。
次に、近くの
「グエル邸」へ。
ガウディ作のグエル氏の邸宅。
こちらも改装工事のため現在閉館中なので
屋上にかすかに見える不思議な煙突を
見ただけでした。
その後は歩いてすぐの
「レイアール広場」へ。
中央に噴水のある広場。こちらにはガウディが
デザインしたという街灯がありました。
次へ移動する途中、立ち寄ったのがチョコレート専門店
「カカオ・サンパカ」。
このお店は“世界でもっとも予約が取れないレストラン”と有名な「エル・ブジ」の
パティシエがオーナー(ちなみにエル・ブジのシェフの弟さん)なのだそう。
南アフリカに所有するカカオ農園の最高品質の素材を使っているそうです。
チョコレートはスパイスやリキュールを使ったものや、気軽に買える板チョコや
チョコレートバーのようなものなどいろんな種類がありました。
お土産にいくつか購入。美味しいといいなー。
「サンタ・マリア・ダル・マル教会」。
こちらは地中海貿易が反映した14世紀に、航海へ向かう人々の安全を
海の聖母マリアに祈るために建てられた教会。
同じゴシック建築だからか、内部はなんとなく朝見たカテドラルに似た印象。
すっきりとした美しさでした。
こちらもステンドグラスが美しい・・・。
右下の写真は入口上部のバラ窓のステンドグラス。
もっと時間があればこの近くの「ピカソ美術館」も
行きたかったです。